森陶器店に謝す。
3/13
かつて織物の産地として名高かったマイホームタウン尾張一宮。大きなアーケードにはかつてあらゆる種類のお店が並んでいたらしいのですが、今はシャッター街。。。そんな日本の地方の寂れた光景を生まれも育ちも比較的まちっこであった私は物悲しく見ておりました。
でも、今日は素敵な陶器屋さんを発見!
戦後すぐにこの店を開店したというから、かれこれ70年ここに立っている森陶器店。二代目のご主人はもう夫婦どちらかがだめになったらやめると言っていましたが、それにしては、この品揃えは豊富です。
私が手に取ったものだけでも、瀬戸、美濃、常滑、九谷、清水、有田etc...
陶器についてのうんちくを語ってくれた森夫妻。急須と土瓶の違い、初めて知りました。
冬のはじまるころから、容量がたくさん入って、綺麗にまとまりすぎていない、されど存在感あり、手頃な急須を探すべく、雑貨屋や東急ハンズに入ってはちょこちょこ見てたのですが、これといったものがないままもう春を迎えそうな今日。見つけました。これ。
このシマシマ柄、十草(トクサ)模様というそうです。
(トクサという草に似ているから *参考 http://www.wr-salt.com/utuwanikoi/20.html)
有田焼 「鎌倉十草」 買うからまけて〜とお願いしたら、しょうがね〜な〜と許諾していただきました。でも今ネットみたら、どこよりも安い値段で購入していたことがわかり、さらに感謝です。
いつでも遊びにおいで〜とバイバイしてくれたおじいちゃん。
イッタラとかカラフルな海外食器も好きだけど、日本の陶器もだ〜いすき。作るより盛ることに意欲を感じるワタクシはちょいちょいここで買い集めようと思います。